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世界初の無人運航船実証実験に向けた共同研究契約締結

2020.12.11 お知らせ

当社は、公益財団法人日本財団(以下、日本財団)が実施する「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」(註1)において、国内27社で構成されるDesigning the Future of Full Autonomous Ship プロジェクト(以下、DFFASプロジェクト)(註2)のメンバーとして参画することとなりました。DFFASプロジェクトでは、日本財団と共同で、2025年までの本格的な実用化という目標に向けて、世界初となる無人運航船実証実験の成功を目指します。
本DFFASプロジェクトにおいて、当社は実証実験の対象船である内航コンテナ船「すざく」への関連機器の搭載工事並びに撤去工事を担います。対象船の船舶管理会社である株式会社イコーズ様には、日頃より弊社の船舶修繕サービスをご愛顧頂いており、当社の高品質な船舶修繕サービスと3Dリバースエンジニアリング技術を活用した各種改造工事の豊富な実績から、本工事の実施ヤードとして選定頂きました。
これまで培ってきた船舶修繕・改造技術、船舶検査のノウハウを余すところなく提供し、内航海運業界で課題とされている船員の高齢化及び人員不足、ヒューマンエラーによる海難事故の撲滅に微力ながらも貢献して参る所存です。

(註1) 世界に先駆けて内航船における無人運航の実証試験を成功させることで、本分野の技術開発への更なる機運を醸成し、日本の物流及び経済・社会基盤の変革を促進、当該技術開発を支援するために創設された助成制度。
(註2)DFFASプロジェクト参加企業(順不同)
(株)日本海洋科学 [代表企業]、(株)イコーズ、(株)ウェザーニューズ、EIZO(株)、NTTコミュニケーションズ(株)、(株)NTTドコモ、(株)MTI、近海郵船(株)、ジャパンハムワージ(株)、ジャパンマリンユナイテッド(株)、スカパーJSAT(株)、鈴与海運(株)、東京海上日動火災保険(株)、東京計器(株)、ナブテスコ(株)、日本海運(株)、日本電信電話(株)、日本無線(株)、日本郵船(株)、BEMAC(株)、(株)pluszero、古野電気(株)、本田重工業(株)、三浦工業(株)、(株)三菱総合研究所、(株)YDKテクノロジーズ、(株)三和ドック
※2020年12月11日現在。必要に応じて適宜参加会社を追加検討 meguri2040%e3%83%ad%e3%82%b4