社員紹介RENOVATE OURSELVES

現在、「ドックマスター」として、船具班とボート班を統括し、船舶の入出渠・離接岸作業などの全体を指揮する役割を担当しています。また、入渠作業のための盤木の位置検討と調整、作業予定の調整も大切な業務です。
入出渠時は、水深を確認しつつ、その日の潮流や風の状況を見極めながら、船具班とボート班と共に船舶を動かします。積み重ねた経験と勘、チームワークが大切な仕事です。
仕事が終わると、社内は和気あいあいとした雰囲気です。毎年、ソフトボール大会と、小早（こはや）レースに出場して盛り上がりますよ。

入出渠は、一人ではとうていできません。皆真剣に、力を合わせて仕事にあたります。大きさも性能も違う船舶が、毎日違う潮流、風、天候の中で、年間400隻も構内に出入りしますから、同じものが2つとないところは、難しさであり面白さでもあります。
修繕と試運転が終わり、きれいになったお客様の船舶を思い描いた通りに無事出港させた瞬間は、私だけでなくチーム全員が達成感でいっぱいになります。

世界中で活躍する船舶は、必ず点検を受けなければならず、時には修繕の必要もあります。今の時点で1年以上先の仕事の予定が決まっているくらい、わが社の業績は安定しています。だからこそ、私に続く後継者を育てないといけません。
今は、私の仕事を横で見てもらったり、試運転のときに実際に船舶を動かしてもらったりして、経験を積んでもらっています。私も入社して1年間はボート班に配属となり、慣れるのに1年くらいかかりましたが、その経験も無駄ではなかったと思っています。
いろんな経験を積み重ねた、私よりも立派なドックマスターを誕生させるのが、今後の目標です。