佐々木 誠也
第一仕上班
1998年 入社
- 私の仕事観
- 知識に自分のオリジリティを加えて
ケース・バイ・ケースの対応を。
そこに楽しさと達成感が。
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商船学校の機械課専攻で、とにかくエンジンをいじるのが好きでした。
学校の先生の紹介で三和ドックを知り、入社以来、この第一仕上班一筋です。 -
主機関(メイン・エンジン)1つをとってみても、分解・整備・組み立て・検査・試運転… とその作業は多岐に渡ります。
またメーカーが違えばNOx削減や燃費向上など、その特長としている仕様も異なりますから日々勉強です。
現場にくると教科書通りにいかないことばかりですね。さびや汚れの影響も、設置してある場所で全然違う。ものによっては船内のスペースの関係でバラすこともできない。そこをこれまでの経験を基に頭をひねって、時にメーカーさんに問い合わせて、ケース・バイ・ケースに最適な方法を考え出していきます。 -
例えば、外れないボルトがある。
それを力任せに外そうとするとボルトの頭が折れてしまう。先輩の人の作業を見たことがあれば、たたいてボルトをゆるませるという方法もあることを思い出す。
でも、大事なのは「なぜたたくのか?」というところまで、きちんと知っておくことなんですね。そこで初めて応用ができます。
その知識に自分のオリジナリティを加えていく。
力加減、使う道具… そこに楽しさや達成感が詰まっている職場です。