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写真:木村 敏之

木村 敏之

船体課
2021年 入社
大学院 工学研究科

私の仕事観
良好なコミュニケーションで、
仕事の質と満足感がアップする。

船の修繕工事を計画し、現場に指示を出す

船舶技師として、船の検査に立ち会い、お客様の要望を把握し、現場に修繕工事の指示を出すのが仕事です。
検査では、船殻と呼ばれる船の構造の歪みや外板の曲がり、錆などをチェックします。その後、工程を決めて工務監督と打ち合わせを行っています。航行に必要な機器類のメンテナンス等も私の仕事です。
現在、船体課には13人が在籍しています。20代から30代が多く、職場のコミュニケーションは良好です。上司や部下の立場に関係なく、気さくに会話ができる雰囲気です。おかげで、業務で分からないことがあっても、すぐに相談できます。
プライベートでも同僚たちと関わる機会が多く、仕事の後にスポーツをしたり、休日にキャンプやツーリングを楽しんだりと、社内サークル的な活動もしています。

造船業界にあって
不況知らずの修繕専門会社

大学院では、溶接材料の研究をしていました。その際、三和ドックは共同研究企業でした。当初から造船業界には興味がありましたが、コロナ禍で造船会社は業績が芳しくないという話を聞いていました。
しかし、大学主催の企業説明会で三和ドックのプレゼンテーションを聞くと、数年先までの受注が既に確定しているというのです。修繕専門の三和ドックは、その安定性が大きな魅力でした。造船業界が不安定な中、安定した仕事が見込めるという点が、大きな決め手でした。
また、修繕の仕事は一隻ごとに異なり、常に新しい挑戦が待っています。三和ドックは会社として積極的に新技術を取り入れ、進化し続けているという話も魅力に感じ、入社を決めました。

感謝の言葉を励みに、顧客の要望を実現

船がドックに入渠する際、傷みが激しい場合でも、私たちはお客様の要望に応え、かつ自分自身も満足できるよう、丁寧な修繕作業を行います。
船の骨格の曲がりやタンクの油漏れなど、安全性に直結する重要な箇所は、特に慎重に作業を進めます。船員さんからのリクエストが多い居住区も、快適性を可能な限り高めるよう心がけています。
そのような苦労が報われる瞬間は、お客様からの喜びの声。
担当する船の修繕を終えて出港する際、「ありがとう、また次もよろしく」と言っていただけることに大きな喜びを感じます。まさに、「この仕事をやってよかった」と実感する瞬間です。

経験を重ねて「任せてもらえる」人材に

どんな内容の仕事でも任せてもらえる船舶技師になるのが目標です。
上司からはもちろん、お客様からも「木村くんに担当してもらえるならこの船は大丈夫」と言っていただけるような船舶技師になりたいです。
工程の組み方、人の配置の仕方など、船体以外の知識も重要です。そのためには経験を積むことと、目の前の仕事一つ一つに真摯に向き合うことが大切だと思っています。
また、修繕の仕事は、機関や電気などの部門とも連携して、決められた期間内に終えなければなりません。他部門ともコミュニケーションを今より積極的に取り、人間関係を深めていきたいです。

コミュニケーション力は全ての仕事の基本

造船業界に限らず、コミュニケーション力が一番大事だと思います。
相手の話を注意深く聞き、その内容を理解し、それを第三者へ適切に伝えることができれば、どんな職場でも通用するスキルとなるはずです。 スポーツでもアルバイトでもいいので、年上の人と関わる機会をたくさん持ってください。面接で自分から会話ができる人なら大丈夫です。
三和ドックは、仕事でも趣味でも、社員の「やりたい」という思いを理解してくれる、雰囲気の良い会社です。ぜひ一緒に働きましょう。